百物語(1)黄昏綺譚/高橋克彦 1.0


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高橋克彦(たかはしかつひこ)
昭和22年(1947年)岩手県生れ。
第29回江戸川乱歩賞(昭和58年/1983年)「写楽殺人事件」
第7回吉川英治文学新人賞(昭和60年/1985年)『総門谷』
第40回日本推理作家協会賞[長編部門](昭和62年/1987年)『北斎殺人事件』
第34回吉川英治文学賞(平成12年/2000年)『火怨』
第53回NHK放送文化賞(平成13年/2001年度)
大河ドラマ『炎立つ』『北条時宗』でそれぞれの原作小説を務める。

黄昏綺譚1話<32ページ>
ストーリー
 黄昏は恐ろしい。空が火事のように燃えている夕焼けは特に恐ろしい。そんな時、外にたたずんでいると心が騒ぎはじめる。通りを行き交う人も夕陽を背にして黒い影にしか見えない。道も商店の看板も血の色に染められている。人の輪郭が妖しく闇に溶けこむ夕暮れ刻。それは昼と夜という二つの異なる空間が入り交じる別世界だ。夜にしか生きられない魔物たちも黄昏なら出没が許される。これからお伝えするのは黄昏に起きた不可思議な出来事の数々。でも、どうか気をつけて。あなたまでが黄昏恐怖症の虜とならぬように・・・・。
「黄昏綺譚」は現代屈指のエンタテインメント作家の高橋克彦が実際に見聞した話をまとめたもの。
仏壇で笑う親友の首、闇夜をさまよう大名行列、早池峰山で遭遇したUFO、ザシキワラシの素顔、玄関に住みつく居候幽霊、箪笥の引き出しにいた亡き祖母、等々。この世には科学で解明できない謎が確かに存在する。読む者すべてを戦慄させる高橋版百物語、それがこの「黄昏綺譚」なのだ。

黄昏綺譚ストーリー<全7話>
高橋克彦ワールドをお楽しみ下さい。
百物語(1)黄昏綺譚/高橋克彦



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